HOW TO

How To一覧
テーマ:昆虫
  • 生まれては消えていく波。それはまるで生き物のようです。しかし、神秘的に思える波も地球物理の原則によって発生します。そして、自然の恩恵を楽しむサーフィンにも、その裏には科学的な原理・原則が潜んでいます。科学的に波を理解し、良い波に巡り会えるようになりましょう。

  • 猪熊隆之

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    観天望気(かんてんぼうき)とは、雲を見たり、風を感じたり、人間の五感を使って今後の天気を予測すること。気象遭難は、天気予報が外れるとき、天候が急変するときに多発しています。山で空を眺めることは、暴風雨や雷雨など登山におけるリスクを回避する意味でも重要です。また、雲は目に見えない空気の“気持ち”(状態)を語ってくれます。雲を知ることで、空の気持ちが段々分かってくると、空を見ることが楽しくなっていきます。このHow toでは、雲から空気の“気持ち”を読み取るために、雲ができる理由や、“危険な”雲の見分け方などを紹介していきます。山を登るとき、時には空を見上げて雲の声に耳を傾けてください。きっとあなたが知らない景色が見えてくるでしょう。

  • 夜の空を飛ぶ動物「ムササビ」。なかなか出会うことがないため、ナゾに包まれた動物です。飛んできて人の顔にとりついて窒息死させるなどというウワサが、むかしは広まったこともありました。しかし、その姿を見ようと思えば、意外と身近なところに住んでいる生き物なのです。ムササビの居場所を探す探偵になった気分で、近くの森を探検してみましょう。ムササビがいれば、きっと彼らが残した痕跡が残っているはず。生きている証拠を見つけられるかどうかはあなたの腕次第。さあ、人とは違った生き物の暮らしをひとつひとつ追っていく旅に出かけましょう。うまくいけば、手足にある膜をざぶとんのように広げて滑空するムササビの姿に出会えるかも?

  • 海を遠くからながめて楽しむだけ、にしていませんか? 実際海に近づいてみると、その中で生息している生き物たちに出会うことができます。ただ上から見ているだけでは、なかなか生き物たちには出会えません。では、目の前の石や岩をひっくり返してみると、、、そこは生き物たちの住みかとなっているのです!*注意:日焼けには十分注意しましょう。水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。

  • 森を観察し、どんなところにカブトムシやクワガタムシが来るか予想しながら、トラップを仕掛けてみましょう。ただやみくもにトラップを仕掛けるのではなく、木々をじっくり観察してカブトムシやクワガタムシが好む木を見つけます。クヌギやコナラの樹液に集まると図鑑には書かれてますが、森の中で実際見分けることができるでしょうか?トラップを使わずに木の樹液などを見つけて採集活動ができればよいですが、「罠を仕掛ける」のも採集本能をくすぐって面白いものです。?*注意:夜、雑木林に採集に入る場合は、危険な場所や通れない場所、暗いとわかりにくい場所を、明るいうちに確認しておきましょう。夜いきなり行くと森の中で迷ったり、思わぬトラブルに遭遇することもあります。*注意:虫刺されや怪我の予防を考えて、適した服装、準備(虫よけ、帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、運動靴など)をして出かけましょう。また、水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。

  • 子供の頃よく遊んだ「むし」。大人になったら、さわれなくなっちゃった!という人、多くいませんか?でも、親になったら、子どもがむしに興味を持って「これなあに?」「さわってもいい?」と聞いてきます。その時どうしたらいいでしょう?せっかくなら「むし」と一緒に遊んで、親子で小さな生き物の世界を楽しめたらステキですよね!「むし」という、人間とはものすごくかけ離れた生き物。その違いをイヤだと思えばそれまでだけど、せっかくなら楽しんでみませんか?このHOWTOでは、むし好きもむし嫌いも夢中になっちゃう運動会を開くことで、知らず知らずのうちに「むし」と仲良くなる方法を伝授します。

  • 森を歩きながら、どんなところにカブトムシやクワガタムシが来るか観察し、採集してみましょう。ただやみくもに歩くのではなく、木々をじっくり観察してカブトムシやクワガタムシが好む木を見つけます。クヌギやコナラの樹液に集まると図鑑には書かれてますが、森の中で実際見分けることができるでしょうか?目で見て探す採集は、雑木林で樹液を出す木を探すことからはじまります。「カブトムシ・クワガタムシを探す」というよりも「樹液が出ている木を探す」という感じです。*注意:夜、雑木林に採集に入る場合は、危険な場所や通れない場所、暗いとわかりにくい場所を、明るいうちに確認しておきましょう。夜いきなり行くと森の中で迷ったり、思わぬトラブルに遭遇することもあります。*注意:虫刺されや怪我の予防を考えて、適した服装、準備(虫よけ、帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、運動靴など)をして出かけましょう。また、水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。

  • 川や池、海などの水辺にはたくさんの生き物がすんでいます。その生き物を一時的に捕まえ、水槽や観察用のケースに入れて自分だけの水族館をつくります。生き物をじっくり観察することで、体の作りや泳ぎ方、特徴が見えてきます。場所を変えると、生き物とその生き物が棲息する環境の関係にも気づくことができます。※水難事故防止のためにライフジャケットを着用し、河川では、天候変化やダム放水による増水に充分注意しましょう!

  • 樹液採集やトラップ採集より、はるかに簡単なのは外灯での昆虫採集です。道具の用意や準備は最小限で出かけられます。広葉樹の山間を走っている道沿いの明るい外灯の下に転がっていることが多く、標高がそれほど高くない山中の道路は特にねらい目です。外灯だけでなく、付近の自動販売機やコンビニ、施設にある水銀灯、橋やダムの外灯もねらい目です。黄色い光にはあまり飛んでこないので、白や青の光を探しましょう。LEDの街灯は集まりにくいので避けたほうが良いでしょう。やみくもに歩き回ってもなかなか成果は出ないので、昼間のうちに車などで探索することをおすすめします。街灯を探すだけでなく、まわりの木々を観察してカブトムシやクワガタムシが好む木を見つけましょう。*注意:虫刺されや怪我の予防を考えて、適した服装、準備(虫よけ、帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、運動靴など)をして出かけましょう。また、水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。

  • 自然公園に設置されているフェンス、つまり「柵」や「手すり」は、知る人ぞ知る昆虫観察の穴場です。昆虫採集の道具は何も持っていないし、草むらや雑木林の中に入り込むのはちょっと苦手…というあなたも大丈夫。昆虫の集まりそうなフェンスを見つけ、そこをじっくり見て回るだけで、とても手軽に、刺激的で楽しい昆虫観察ができてしまいます。見つけた昆虫は、デジカメやスマホで撮影し、図鑑やインターネットで調べてみましょう。名前や生態を知ることによって昆虫たちへの親しみが湧き、また、どんな種類がフェンスに集まりやすいのか、なぜ虫たちはフェンスが好きなのかなど、フェンスで見られる昆虫たちのことを深く考えるきっかけにもなります。

  • 一見、何もいないように思える公園の木々にも、実は、たくさんのイモムシ(チョウやガ、ハバチなどの幼虫)がひっそりと暮らしています。虫たちは鳥などの天敵から身を守るのに必死なので、とても上手に隠れていますが、幼虫が好みそうな木を選び、幼虫が残している手がかりを見つけ、宝探しをするつもりで根気よく探せばきっと見つかります。うまく幼虫が見つかったら、その見事なデザインや顔つきの面白さを楽しみましょう。食べて育つのが仕事の幼虫たちは、しばらく観察していると、たいてい葉っぱを食べ始めますが、そのしぐさはたいへん可愛いらしいものです。「腹ぺこイモムシを見つけて、顔や食事シーンを観察する」ことを目標に、公園に出かけましょう。

  • 川原洋

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    日本には、かなり昔から昆虫採集の文化が根付いています。現代の子どもたちは昔より外で遊ばなくなったと言われていますが、都市部の公園でさえ夏休みに網を振り回して昆虫採集を楽しむ子どもたちをよく見かけます。そんな昆虫たちは、私たち日本人にとって、とても身近な存在なのですが、実は多くの人が昆虫のことを知りません。体はいくつの部位から成り立っているのか?脚は何本なの?耳はあるのだろうか?身近な昆虫の代表である「アリ」を題材に、観察することを通して、子どもたちと一緒に、楽しみながら学びを深める一つの方法をお伝えします。

  • 強い日差しと高い気温が気がかりで、子供たちを野外に連れ出しづらい夏。しかし、座っているだけでも汗が噴き出すような日こそ、ぴったりの遊び場があります。その場所は……川! 冷たい水でクールダウンできる川なら、真夏日でも安心して楽しめます。浸かって楽しめるような川に出かけたら、挑戦したいのが「ガサガサ」。岸際の草や岩の下の魚を追い出して、タモですくいあげる漁法です。釣りをするにはちょっと幼い子供でも楽しめて、釣りよりも多種多様の生き物に出会えるのがガサガサの魅力。川の生き物とお近づきになるのに、ぴったりの遊びです。※水難事故防止のためにライフジャケットを着用し、河川では、天候変化やダム放水による増水に充分注意しましょう!

  • ここでは、「水槽田んぼ」をつくり、稲の苗を植えて、秋まで育てて収穫を楽しみます。水を入れた水槽は、屋外に置いておいたり、生き物のいる土を入れたりすることで、身近なビオトープになります。通常の農業田んぼとは違い、水は常にためておき、収穫の日も、収穫後も抜きません。この方法は、稲の生理と、自然の生態系に合わせた栽培方法なので、きちんと育ち収穫できます。屋外に置くと藻がでてきて、イトミミズが増え、どこからかやってきた生き物が、水槽田んぼに住み着きます。小さな田んぼビオトープが、どんどん生き物でいっぱいになっていきます。こうした田んぼの姿は、昔は当たり前でした。水槽を置く環境が里山であれば、今は貴重となってしまった田んぼの生き物が復活することも期待できます。室内に置く場合は、同じく水系で取れるタニシやメダカ、ドジョウなどを飼うと、その生態系が観察できます。その場合は、遠くから来た生き物を放流しないようにしましょう。室内の身近なところに置けば、毎日水槽田んぼを観察できます。